色を自分で塗り替えようと、中古で引き取ってきたStokkeのTRIP TRAP。
色としては濃いグレーという感じ。もとは「白」でした。
中古でも高いTRIP TRAP、なので自分で色を塗ったということで安く出ていたのですが、「自分で色を塗った」というものの完成レベルってかーなーりー違うと思います。これは冒険な買い物だなあと。
中古を引き取りに行って、もちろん「やっぱりいりません」と言って帰ることも可能ですが、まあ見た感じちゃんとしてたし、私は色というよりはガタついてないかとか壊れてないかとかそっちの方が重要だったので、ちゃんとしてたし引き取ってきました。
で、ここからですよ・・・。
引き取ってきた椅子に塗られていたペンキは、表すならば「ドロドロ」という感じ。ペンキの塊みたいなのも至る所にあって、そもそも、この椅子はすべてバラすことが出来るのですが、座面と脚の板のみ外して塗ったんだろうなという感じで、すべてがペンキによってくっついていたのです。解体が大変すぎた。
そして、黒い金属の棒が2本ついているのですが、それも養生とかしてなかったんだろうな、グレーの色ががっつりついていました。
ネジ穴ももちろんペンキで埋まってました・・・。いやー、ホントまずは解体から大変で、金づちを使って解体。木と木が接していてペンキが届かなかったんだろうなーと思われる部分は「白」でしたので、オリジナルは白だったことがわかります。
とりあえず細かい場所は手でヤスリ掛け。高さを調整するガタガタしたあの段が結構大変です。
グレーを取りきるつもりはなくて、とりあえず表面を均一にしようと思うものの、ペンキの塊が一杯でそれすら大変。
大きな面は電動のヤスリを使いましたが、あんまり効果は無かったような・・・。音もうるさいし、なんとうちには3台もの電動ヤスリがあることが判明し(義理実家、伯父さんとかから譲られてきた)、そのくせそれに合うサンドペーパーが中途半端にしかないので役立たず!
何日もかかってようやく一通りヤスリがけ終了。
ホームセンターに陰性証明と予約が不要になったタイミングでペンキを買いに行きました。選んだのはピンクのマットタイプ。
ベースも一緒になった2in1のタイプです。10€。
ということで、塗り始めましたが、これ本当にピンクになるのか?というぐらい・・・
一度塗り後
↓
とにかく塗って塗って乾かして塗って・・・を繰り返し、かなりいい感じのピンクに。
一晩乾かして
翌日は早朝からもう一度軽くヤスリがけして、黙々とペンキ塗り。鳥のさえずりが心地よい朝でした。
そして、金属の棒も、ネジも除光液で色を取って綺麗にして、一度組み立て。
かなりヤスリはかけたけれど、板を差し込む部分はやはりペンキの厚みで固い。何とか組み立てて、そして組み立てるときにちょっとハゲちゃったペンキとか気になるところをまた微調整して
ついについに完成!予想以上に綺麗な仕上がりになりました。
でもね・・・、この大変さ、新しいのを買ってもよかったな・・・って思えるほどでした。が、旦那が「SDGsだね!」と。そうだそうだ、捨てられずまた命を吹き返した椅子、うんうん、良いことしたよ!って思うことにしましょう。
ペンキですが、375ml缶をほぼ1缶使いました。
大変とか言いながら、こういう作業が大好きなので楽しかったです。
【BEFORE】
【AFTER】
最後に、脚にこれを付けました。この手のものは、日本の100均で買いだめしてます。
娘も「可愛い~」と喜んでくれたので良かったです。
そして、いつかこれを娘が使わない日が来たら、大人が座れるようにして寝室のこの雰囲気の合ってないアンティーク椅子と交換しようかなと考えてます。
家具って一度やってくると簡単に捨てられないので(いや、捨てようと思ったら捨てられるんだけれど・・・)、色々と先を見据えて取り入れないとな、と義理実家からやってきたたくさんの家具を引き取った我が家としては、ひしひし感じるのです。無駄に適当なものは買っちゃだめだな、と。
✰⋆。:゚・*:゚ドイツの暮らし✰⋆。:゚・*:゚✰
✰⋆。:゚・*Instaglam✰⋆。:゚・*:゚✰
✰⋆。:゚・*:゚ランキング☆⋆。:゚・*:゚