先日書いた、義理実家の片付けの話。
その影響で私はとにかく「不要なものは手放す」という気持ちが強くなりました。娘にいらないものを残したくない!同じ思いはさせたくない!という思いが強すぎて、必要なもの以外はすぐに手放します。
が、一方旦那は、置く場所があるならどうでもいいタイプ。なので旦那の物は一向に減りません。そこでよくぶつかります。
そしてやはりそういう家で育ったからというのもあるのかもしれませんが、色々気にならないらしい。ベッドサイドに水を飲むために持って行ったグラス、1週間そのまま置いてあるとかザラですから。
少し前からFacebookのIKEAファンみたいなグループに登録しました。登録が20万人以上いるグループ。だから投稿もすんごい多くて、もう多すぎるのでフォローはやめましたが(笑)
このグループ、ホント面白くて、家の写真を載せて「ここに合うもの、何だと思う?」とか「IKEAの〇〇っての使ってる人いる?率直な感想聞かせて!」、「このスペースに置ける家具って何?」とかIKEAにまつわるあれやこれ、読むだけで楽しい。しかもコメントも多くて活発。
写真を載せるだけあってお洒落な家が多くて、それもまた興味深い。
そうかと思えばこの間は「このグループに出てくる写真はまるでカタログのようなおしゃれな部屋ばかり、俺はこんな部屋に住んでるぞ!これが現実じゃないか?」と結構ぐちゃぐちゃした部屋の写真を載せてる人もいた(笑)。「そうだよ!」っていうコメントばかりでそれもまた笑えました。
そんなこのグループを見ていて思うことがあります。
どの家も、ソファーがあってラグの上にテーブルがあって絵とか飾られていて本当におしゃれ。デコレーションも多い。
ドイツ語で
Gemuetlich
っていう単語があって、これって訳すのが難しいのですが、部屋とか空間が「落ち着く」「心地よい」「居心地が良い」みたいな感じかな。レストランとかカフェとかを表すときにも使われます。
このGemuetlichっていうのを部屋づくりや家では重視されるというか、みんなホントこの言葉を使います。
「落ち着く」「居心地のいい」部屋ってありますよね、散らかっていても物が多くても落ち着くところは落ち着く。
うちはそういう意味では何にもないのでGemuetlichとはちょっと違うと思っています。自分の家だし落ち着くことは落ち着くけど、殺風景と言うか良く言えばシンプルな暮らしですが、何もなくて生活感が無いというか・・・。
でも私の場合、掃除がさっと出来て散らからないという空間が「落ち着く」というか”気持ちが”落ち着いていると言える。
もしソファーの前にテーブルがあれば、旦那の物やおもちゃが置かれて、いつも散らかるだろうし、それをみんながちゃんと片付けるなら構わないけれど、結局片付けるのは私、そしてそこで私が「片付けて―」とかブツブツ言って、「うるさいなー」って思われて・・・ってなるぐらいなら、私の精神安定上、何もない方が結果的に「落ち着く」わけです。
今、ソファーを買い替えるのに色々見ているのですが、ソファーなんてそんなに奇抜な異質なものでなければ大体同じ。色とちょっとした形が違うぐらいですよね。
大きさ、色、大体のデザイン、が決まっていたらその中から選ぶしかありませんが、そういう時、私のソファー選びは
いかに隙間にゴミが溜まらないか
なんですよね。座り心地とかそんなに大きく変わるものでもないし、っていうかそもそも私がソファーに座っている時間が1日で一体どれぐらいあるのか?って感じだし、「別になんでもいい」というのが心の声。
結局、私は家具でもなんでもそこまで深いこだわりが無いんだと思います。私のこだわりは使いやすさとか片付けやすさとかそこなんだな、と改めて認識しました。
こういうのって人それぞれだし、趣味も嗜好も人それぞれ。その人が、その家族が、一緒に住む人が納得していればそれでいいのかな、と思います。
ちなみにうちの旦那は納得してませんけどね。「うちは空っぽすぎて味気ない、何かアートを飾りたい」とか言ってますけど、「だったら選んでー」と言ってもそこから進まないのがうちの旦那ですから。
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